りんご秘書の産婦人科日記

このチャンネルでは婦人科疾患・不妊治療・妊娠中の病気など職場で得た知識をアウトプットします

マスクの実際の効果って?

 

こんにちは、りんごです。

皆さんが気になるコロナウィルス記事第2弾ということで。

 

いや、一番気にしているのは自分なんですけど。笑

 

 

本日は『マスクで飛沫はどのくらい防げるか?』というお話です。

 

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マスクの実際の効果って?

 

実際、自分がマスクしてたらどのくらい飛沫は飛ばないの?

本当にマスクをしてれば飛沫は防げるの?

 

 

欧米ではマスクはほとんど意味がないと長年言われてきました。

マスクをして市内を歩いていると、「どんな病気のやつだ」と。

 

 

しかし今年のコロナでその評価は一変。今や世界中の必需品です。

 

今回はマスクが作られた経緯、そして肝心の飛沫はどの程度防げるのか?という視点で見ていきたいと思います。

 

 

マスクの歴史は工場用から!?

そもそも最初は工場内の粉塵よけとして作られ、一般には普及しませんでした。

 

その後、本格的に普及したのは1919年のスペイン風邪(現在のインフルエンザ)の大流行。

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当時から今とほぼ変わらない見た目

当時の写真を見ると、今とさほど変わりないマスクをつけていることが伺えます。

インフルエンザの流行には1期から3期まであり、全人口の半数が感染、そして死者は38万人にのぼりました。

 

 

衛生面も昔は今ほどしっかりしていませんから、パニック具合は今の比ではないことが容易に想像できますね。

 

 

その後、乾燥対策や花粉症などの流行もあり、現在のように定着しました。

 

 

実際に飛沫はどのくらい防げるのか?

前回も掲載した、濃厚接触者の定義を見ると、「マスクなしで15分以上、1mほどの距離で会話」というのがキーです。

 

では、自分がマスクをしていれば完全に防げるのか?というとそうではありません。

 

東京大学医科学研究所のマスクの効果に関する調査にはこう書かれています。

 

 

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マスクの効果

 

★感染していない側がマスクをしている場合のウィルス吸入

布マスクでは17%ダウン

不織布マスクでは47%ダウン

N95では79%ダウン

 

★感染している側がマスクをしている場合

布マスクでもサージカルマスクでも70%以上ダウン

 

★両方がマスクを着用している場合

互いに布マスクでは70%ダウン

互いに不織布マスクでは75%ダウン

 

 

ウィルスの大きさが大事!

なぜこんなに率が違うのか?

オックスフォードの研究を見てみましょう。
(引用:https://eed3si9n.github.io/covid-19/

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オックスフォードの研究

 

マスクというのは、大きなウィルス粒子をブロックできるものであり、

小さなウィルスの吸い込みはマスクをしても防ぐことはできません。

 

そのため、ウィルスを持っている側が「大きな粒子を飛ばさない」ことにより、

その効果が際立つのです。

 

 なぜ、マスクが大事なのか?

つまり相手にマスクを着けさせることも大事ですが、

「自分の感染を相手に移したくない」という意味では、

 

自分がマスクをしていることが何より大事なのです。

 

 

わたしは大した持病もなく、30代。

恐らく、感染しても大した症状は出ないでしょう。

 

ただ、親や友人、同僚に移したりしたら一生後悔しますし、

下手をすれば職場の病院が潰れかねません。

 

 

それが1番怖いんです。

 

 

今回のコロナでは自分を守ることもそうですが、

親しい人を守ることも改めて考えましょう。