りんご秘書の産婦人科日記

このチャンネルでは婦人科疾患・不妊治療・妊娠中の病気など職場で得た知識をアウトプットします

医師の年収事情

こんにちは、りんごです。

新年明けまして、おめでとうございます!

本年もこのブログと私りんごをよろしくお願いいたします。

 

昨日のりんごは姪たちにお年玉をあげ…

Nintendo Switchで遊ぶという何とも平和な1日を過ごしました。

 

Switch初めてでしたけど、おもしろいもんですね。

 

本日はお年玉とからめて?

先生たちのお給料事情を少しお話したいと思います。

産婦人科しか知りませんので、他の科のは違うかもしれません。地域や診療内容によっても異なりますので、悪しからず。

 

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考え方は人それぞれ

 

まぁ言わずとしれたお金持ちの部類に入る先生方ですが…

働き方によって年収が異なります。

 

 

大学病院で働く

 

これはびっくりするぐらいお給料が低いです。

レジデント(後期研修医)→助教→講師→准教授→教授

 

と地位が上がっていくものなんですが、

レジデントから助教の場合、給料は30万~35万くらいです。

当直手当も2万~3万。

 

 

医者なのに!?と思いますよね。

大学病院で働く良さは、

産婦人科専門医を始め、生殖専門医や周産期専門医など、

サブスペシャリティが取得できること。

 

そして、大学病院でしか積めない症例経験が数多く積めることです。

 

 

 

ただし、そこは医者。

大学病院で働いていると、アルバイトを紹介してもらえます。

連携している私立の病院やクリニックにアルバイトをあてがわれるんですね。

 

平日1日の休みを利用して、アルバイトをすると…

 

アルバイト先での日給 

8~12万

 

アルバイト先での当直(夜勤) 

8~10万

 

※勤務先により異なります

 

 

例をあげて見てみましょう。

 

A先生の週のスケジュール

月・火・水・金・土→常勤先の大学病院勤務(だいたい土曜は半日とか)

水曜当直~木曜日勤→アルバイト

土曜当直~日曜日勤~日曜当直→アルバイト(月1回か2回)

 

この先生の場合の月の給料を計算すると

常勤先給料 40万

(週1回当直込み)

水曜当直~木曜日勤 80万

(週1回・月4回・日勤当直ともに10万と計算)

土日当直 60万

(月2回・日勤当直ともに10万と計算)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

=月収180万円

 

その分休みもなくなりますが、独身の先生や稼ぎたい先生は

だいたいこんな感じのスケジュールになっています。

 

役職が講師や准教授クラスになると、

常勤の給料が40~50万に増えたり、関連病院の部長になったりすると、

以下に記載する個人病院の勤務医扱いになるので、

ぐーんと給料が増えて、桁が変わったりします。

 

ただ、わたしの知る限り、

教授クラスでも大学病院の先生は

年収1000万円ちょっとです。

 

個人病院の勤務医として働く

勤続年数にもよりますが、平均年収は40代中堅で2200万円前後

(月6回当直込み)

働き方は、ほぼ大学病院と同じです。

 

+アルバイトがこちらにも乗っかります。

勤務先から紹介はしてもらえないところが多いと思いますが、

大学病院時代からの伝手や、先生同士の紹介などで見つけるケースが多いよう。

 

常勤先給料 150万(150×12+ボーナスという考え方)

水曜当直~木曜日勤 80万(週1回・月4回・日勤当直ともに10万と計算)

土日当直 60万(月2回・日勤当直ともに10万と計算)

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

=月収290万円

 

こうなってくるとアルバイトの回数を減らしたり、アルバイトをしない先生も出てきます。

 

 

特に女医さんは小さいお子さんがいる方も多いので、

夜勤なしの契約をしている場合も多いです。

その場合でも年収は1500〜1700万円前後と推測されます。

 

フリーランスとして働く

また、お子さんが小さいときにはアルバイトのみで生計をたてている方もいます。

 

アルバイト先での日給 

8~12万

アルバイト先での当直(夜勤)

8~10万

 

となれば、週2日、日勤だけの勤務でも、1回10万の場合は

80万円稼げることになりますからね。

 

ドクターXの大門未知子先生のような方はわたしの周りにはいませんが・・・

十分、夢のような話~!

 

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悪そうな写真見つけました

 

とまぁ、わたしは日々、先生方のこんなお給料の話ばかり聞いているので、

金銭感覚も狂いますし、

自分の給料がばかばかしくなっていた時期もあります。

 

それでも、先生たちは人の命を預かっているわけですし、

何かあったら責任もある仕事だし、

と思って、あまり考えないようにしていますが…。

たまに「給料はただの数字」とブツブツ唱えますね。

 

経営者になる

最後にラスボス、経営者。

産婦人科医はとにかく開業派が多い!

ざっと計算しても、経営者は年収3000~4000万という方が多いのではないでしょうか。

 

ここだけの話、給料以外にも、経費も使い放題!ですからね。

 

はい。考えないようにしましょう。

 

 

ただし少子高齢化の時代なので、

最近は収益が減っている個人クリニックも少なくありません。

 

医局がざわついたニュースの中でもお話しましたが、

 

2019年の新生児は86万人

2020年は84万人

2021年は77万人

 

とも言われています。

お産1件あたりの費用は都内平均60万円ですから、

お産1000件のところが1割減って900件になっただけでも、

収益は6000万円減るわけですね。

 

えらいこっちゃ。

 

まぁ対策は院長にしっかり立ててもらうようにして。

 

「そういうことは私が考えることじゃない」と思いながらも

日々むだな心配をしてしまうりんご秘書です。

 

それでは、今日も長くなりましたがこの辺で。

次回の記事でお会いしましょう~!