りんご秘書の産婦人科日記

このチャンネルでは婦人科疾患・不妊治療・妊娠中の病気など職場で得た知識をアウトプットします

妊婦さんのためのPCR検査助成金

こんにちは、りんごです。

 

本日は、無症状の妊婦さんに対するPCR検査助成金の話をしたいと思います。

 

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妊娠中のあなたに朗報!?

東京都をはじめ、首都圏の多くの自治体では、

無症状の妊婦さんより「PCR検査を受けたい」と希望があった場合は

2万円を上限とした助成金を出すということになっています。

 

東京都を例にあげて、申請手順を見てみましょう。

 

検査対象

  •  東京都に居住している(里帰りなどのため、他道府県において出産する方を含む)36週前後の方

検査時期は医師の判断により検査時期を変更できますので、

早産の危険がある方はそれに合わせて時期を早めることも可能です。

 

  • 発熱等の感染を疑う症状がない方

  ※発熱や咳などの風邪症状がある方や、濃厚接触者になっている方は対象外となります。

 

  • 過去に他自治体などで検査を受けていない方

  つまり、1回の妊娠中に検査を受けられるのは1度のみということです。

 

検査を受けられる場所

〇妊婦健診に通っている産科病院もしくはその他の指定医療機関

 通っているところでPCR検査をしていない場合は、別の機関を調整してくれます。

 

申し込みと申請の流れ

 1 検査の希望がある旨を伝え、予約を取ります。

 2 指定医療機関で検査を受ける際、指定の申込書などに記入します。

 (医療機関が用意してくれるので心配ありません。記入例はこちらをご覧ください)

 3 申請

 

 申請は2パターンにわかれます
  •  検査を行った医療機関に、申請を任せるパターン

基本的にはこちらのパターンになりますので、別途申請書を記入するのみです。

この場合は窓口では、差額を自己負担します。(申請書記入例はこちら

 

  •  自分で申請するパターン

 里帰り分娩のため、他の自治体で検査を行った場合は、

 窓口ではいったん全額負担し、

 申請書を自分で提出することで、検査費用が戻ってきます。

 添付書類がありますので、申請書をよく読むようにしてください。申請書のフォーマットはこちら

 

ホームページを確認しよう

東京都のぺージだけ載せますが、現在、関東ではすべての県で

この事業を行っていますので、

新型コロナウイルス感染症に不安をかかえる妊婦の方へ 〇〇県(自治体名)』

で検索してみてください。

 

検査を受けるメリット

なんと言っても、安心感を得られることです。

36週は通常のお産の2-3週間前になりますので、検査を受けておくことで、お産に向けての心の準備ができ、安心感を得られます。

 

検査を受けるデメリット

陽性の場合は、コロナに感染している妊婦を受け入れている病院でのお産になる可能性が非常に高いため、

今まで通っていた病院やクリニックでお産が出来なくなるでしょう。

 

もし陽性になったのが妊娠中期であれば、陰性になったあと、

また戻れると思いますが、

後期の場合は、陰性になる前にお産を迎える可能性も高まります。

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結局どうしよう

検査を受けるには心の準備が必要

大切な方を守るために、陰性確認をしたいという方も多いと思います。

「自分は絶対に陰性だ」と思う気持ちもあるかもしれませんが、

今のご時世、絶対に陰性という保証はありません。

 

 

検査を受けるときは『陽性だったら自分はどうするか』をしっかり考えてから受けるようにしましょう。

 

ここから余談です 

余談ですが、私は最近、今にも自粛警察になりそうな自分と葛藤しています。

 

「よくこんな時に行けるね」

 

「え?今日仕事のあと遊びに行くの?夜間外出自粛って言ってるのに?」

 

人のことは言えないのは重々承知しています。

自分の基準で出かけていることはあります。

 

なのに、人のことは批判しようとしてしまう。

そんな自分が嫌なので、必死におさえています。


ウィルス憎んで人を憎まず。

 

それでは、次回の記事でお会いしましょう~!